2007年11月4日日曜日

淀川テクニック

 築港のpiaNPOにて、築港ARC(アートリソースセンター by Outenin)とともに、大阪市の現代芸術創造事業に取り組んでいる「大阪アーツアポリア」さんの企画で、淀川テクニックさんのトークを聴きに行って参りました。会場はpiaNPOの筋向かいにある「天満屋ビル」でした。「天満屋ビル」は「ハaハaハa」という、アートなカフェが入っていることで有名です。大阪市長選の公示日ですが、私は実家のある静岡県で高校時代の友人の結婚式だったため、やや場違いな格好で会場に直接向かいました。

 で、ゲストの淀川テクニックのお二人を囲んでの座談会だったのですが、実に深い学びを得ました。淀川テクニックのみなさんは、淀川のゴミを使って作品を作るアーティストなのですが、その作品や、作品に込められたメッセージ、さらにはそうやって作品をつくる行為の意味などについて、極めて多様な角度から見つめることができました。何がわかったのか…それはまた、どこかで述べたいのですが、「枯れ葉が落ちていてもゴミだと思わない人が多いのに対して、川のゴミはなぜゴミとして人々に扱われるのか」という論点が実に興味深かったです。(主幹)

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