昨日、幕開け事業となった同志社大学大学院総合政策科学研究科「アートマネジメントの理論と実践」の出張講義でも、舞台芸術について取り上げることにしました。オペラハウスが象徴てきなように、諸外国の舞台芸術が劇場ごとに芸術監督のもとに役者と技術と事務が組織化されている「クローズシステム」であるのに対して、日本は劇場と劇団、さらには技術スタッフ等々が、相互に行き交う「オープンシステム」です。應典院もまた、例外ではないのですが、それでも、再建当初に「フレンドシップ劇団」として活躍いただいた「南船北馬一団」や「メロディアスメロン」の皆さんをはじめ、この間、運営のサポーターとして、随所でフォローいただいた「劇創ト社」のみなさん、さらには今年度から始まった「space→arena」の採択劇団「シアターシンクタンク万化」さんや「劇団スケッチブック」のみなさんなど、多くの方々の協力があって、應典院の各種の事業が支えられています。そんなことを公開講義にて思いを馳せながら、これからの2週間がどのようなものになるのか、一人想像を巡らしているのでした。
(主幹)
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