今回、畿央大学の方にお呼びいただいた背景の一つには、かの有名な日野原重明さんが来られたためです。なんと明治44年生まれ、御年95歳にもかかわらず、実に矍鑠とされておられたことに一同驚愕しました。「曇り空の雲が移動していくような感じを伝えること」それが心の処方箋を書くことだ、という日野原さんの比喩には、比喩好きの私としてはたまらなく心を打たれました。ちなみに應典院に戻った後には、3月に應典院で「ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア」と題した遺影の撮影と展示を行っていただいた南雲由子さんが報告書を携えて来訪され、その完成度の高さに、「心の処方箋」を書いてもらったような気がした、そんな一日でありました。
(主幹)
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