2007年1月31日水曜日

舞台照明設備メンテナンス

img20070131.jpg本日、本堂は、照明設備の劣化した部品を交換、修理をするために業者さんに入って貰っています。やはり、創建から10年を数えますと、自然に消耗してくるパーツ、配線も多くなってきます。

今現在、問題なく稼動していますが、万が一、利用者の皆様の使用時にショートしたりなどで使用不可能になることを避けるために、やっておかねばならない作業なのですね。

本当に細かい部品一個駄目になるだけで、機能しなくなるシステムです。念には念を入れて、チェックと交換を行っていくのです。(城田)

2007年1月30日火曜日

本日の築港ARC

日付が変わりかけですが、30日の築港ARCは、私、朝田とスタッフ小林さん、桔梗谷くんの3人体制。スタッフ各自が本業(!?)の活動をしている築港ARCにとって、3人体制で仕事をするということはあまりないこと。各自が相談しながら、ホームページ制作の打ち合わせ、ボランティア情報やライブラリーの整理、企画書制作などを行いました。

閉室間近に訪問者が一人。大阪でアートを中心にした様々な社会活動にスタッフとして関わりたいという相談をうけ、相談者がいままで関わってきたボランティア活動経験や現在の興味をヒアリングするところから対応。後日また来ていただいて詳しくお話をすることになりました。



その後は、築港ARCスタッフ新年会。

應典院現場スタッフと築港ARCスタッフが一同に会する機会の中で、今後の應典院全体の展望を中心に、息を抜きながらも意義のある対話の場となったように思います。

やはり組織が大きくなるにつれ、そこに関わるスタッフに様々な立場が生まれ、お互い理解しあえているようでも意思疎通ができていなかったりすることが多くなると思われるので、直接会って自由に語りあえる場をもっと作ることができればなと感じる1日でした。(朝田)

2007年1月29日月曜日

「いのち」と「死」

應典院に参加して1ヶ月、少しずつですが應典院の活動、メンバーそれぞれの強烈な個性がわかってきました。



さて、今、諏訪中央病院院長・鎌田實さんと神宮寺・高橋卓志さんが書かれた「生き方のコツ 死に方の選択」を読んでいます。「病院」と「お寺」、「医者」と「僧侶」、お二人が体験した「いのち」と「死」を通じての往復書簡です。そこにある、それぞれの「いのち」と「死」から、「今」をより善く生きることの大切さを感じています。また、一人ひとりの「いのち」にやさしい「医療とお寺のあり方、協働」は、これからの應典院の活動にとっても、大いに参考になると考えています。(西村卓)



いのちと出会う会 第65回は「余命6ヶ月のガン宣告から生還して」です。2月15日(木)午後6時30分から午後8時30分

2007年1月28日日曜日

文化祭

本日は、府の高等学校教職員組合の文化祭です。

應典院の全館至る所で、催しものや、展示会が行われています。本堂ホールでは、合唱や手品、フルート演奏、一階では、生け花や写真が展示されています。

そんなこんなで、マイクの調整やら、明かりの調整やら、展示品の吊りかえやらで狭いようで意外と広い應典院を、朝から飛び回っております。

やはり、年に一度の事ですから、皆さんに満足していただきたいものです。

にしましても、昨日、今日と結構な運動量だと言うのに・・・なぜ、僕の体重が落ちないのか?世の中、謎だらけです。(城田)

2007年1月27日土曜日

スピーチ!スピーチ!スピーチ!

本日は、蓮美幼稚園の園児によるイングリッシュ・スピーチ発表会でした。

朝、早くから、先生方がいらっしゃって、準備に追われます。

日本人の先生方にまじって、ネイティブの先生方も準備しておりまして、英語なんて、生まれてこの方、ろくにしゃべったことの無い自分は、どないして指示を出して良いものやらと思案しておりましたが、なんちゅうことはありません。皆さん、日本語べらっべら。そりゃ、そーですよね。日本で教えてるんですもの・・・と、やっぱ、これからの世の中、英語は必須かなあなどど、最早、取り返しのつかない後悔などをしてみたりします。



img20070127.jpgお昼からは、園児の皆さんが主役!お父さん、お母さんが詰め掛ける中、一生懸命、英語でスピーチする姿は、本当に一生懸命で心をうたれます。みなさん、上手に自分の夢や希望を語ってらっしゃいました。と、言っても、英語ですので、私、内容半分くらいわかっておりませんが…。(城田)

2007年1月26日金曜日

地域の看取り

先週、日本フィランソロピー協会他主催セミナーで「NPO法人デイサービスこのゆびとーまれ」副理事長、西村和美さんの話を聞く機会がありました。

このゆびとーまれは富山赤十字病院を退職した3人の看護婦により、平成5年に開所されました。めざすものは「このゆびにとまった人は誰も排除しない。老人、病人、障害者、子ども、誰もが地域で共に暮らす。」です。

認知症のお年寄りや障害者が、子どもの世話をしたり、一緒に遊んだり。大往生、看取りをしたこともあるとのこと。子どもは一緒に生活する中で死を知り、育っていきます。

母親を家族と一緒に介護する年齢になった私にとって、この場所、この時間の暖かさ、大切さがよくわかります。今後、このような志を持った場所が地域に増えていくことを願っています。



さて、應典院では2月18(日)寺子屋トーク第48回「微笑みで開く<地域の看取り>」を開催します。

基調講演は、島根県の離島で、看取りの家の活動を続ける「NPO法人なごみの里」代表、柴田久美子さんです。

柴田さんは言います。「死の文化を伝えないのはもったいないことです」「看取りは長い人類の歴史の中で引き継がれてきたいのちのリレーです」と。



いのちの問題に関心を寄せるみなさん、ぜひ、ご参加ください。(西村)

2007年1月25日木曜日

不断念仏・六時礼讃大会(だいえ)

 浄土宗の大本山、京都百万遍の知恩寺で、法然上人の命日前日の1月24日午後1時から、命日当日の25日同時刻までの一昼夜、「不断念仏・六時礼讃大会(だいえ)」が行われた。これは、平成8年に「選択集撰述八百年」を記念して始められたもの。200701241849000.jpg

 この法要に、住職と僧侶A・Bの3名で、今年初めて参加した。さすがに一昼夜とは行かず、24日の午後7時前から約1時間の念仏三昧、午後8時からは「初夜礼讃」までを約30名の僧侶と檀信徒共に勤めた。

 薄暗い道場で、「南無阿弥陀仏」の声と声が重なり、日常では味わえない、一種のトランス状態ともいえるような不思議な雰囲気が……。このような場が初めての僧侶B氏にとっては、さながらプチ修行体験? 私、僧侶Aにとっては、総本山での3週間の道場を思い起こさせ、その頃の初心を思い出しながら、己の信心を確かめる機会であるとともに、懐かしい面々との再会の場でもあった。

 足の痺れを共有しながら、短いながらも修行の余韻に浸りつつ、家路に着いた。(僧侶A)

2007年1月24日水曜日

汽笛が聞こえる現場 築港ARCから

日記をつけようとパソコンに向かったその時、海から「ボー」っと汽笛が聞こえてきました。何故だかほのぼのしてしまう不思議な音色です。



さて、應典院ともども、築港ARCも日々動いております。

本日の築港ARCは、朝から大阪市の文化担当の方と打ち合わせ。

その後、すかさずpiaNPOビルお隣の定食屋「あわや」さんで昼食をとりました。

しばらく寄っていなかったのですが、店に入るなり奥さんが「久しぶりですね!日替わり弁当ですか!?」と笑顔で声をかけてくださいました。

午後からは事業関連書類を整理するとともに、お向かいで活動されているNPO法人「エルダーホステル協会」の若手スタッフの方と事務所内でお茶をしながら少しお話。

築港に来て早1ヶ月半ですが、少しづつこの地域で活動してこられた方々とお話する機会が増えているように思います。

新たな出会いが楽しみな今日この頃です。(朝田)

2007年1月23日火曜日

週の始まり・一日の終わり

 應典院は土日にイベントが入ることが多く、月曜日をお休みにするスタッフがいます。通常は毎週月曜日にスタッフミーティングを行っているのですが、そんな場合には火曜日に打合せを行うことがあります。今日はそんな日でした。火曜日からの週始まり、です。

 ちなみに、私も今週は火曜日からの週始まりでした。そして、打合せが「てんこ盛り」な一日でした。朝一番で2月18日の広報戦略を整理、10時から週間会議、11時に産経新聞が来訪、12時にサンフランシスコ大学のジョン・ネルソン先生と、應典院でおなじみの釈徹宗先生が来訪、と午前中からバタバタでした。午後もそのモードが続き、映画「あかりの里」のプロデューサーと監督が来訪、あいだにいくつかスタッフと打合せ…そんな一日でした。ただし、これで終わらず、夜には「上町台地からまちを考える会」の次年度に向けたアイデア会議と新年会でありました。

 現在、上町台地からまちを考える会では、大阪ガス株式会社エネルギー・文化研究所と京都大学・同志社大学との共同研究に協力し、上町台地界隈の情報データベース「uemachi.cotocoto」の構築に取り組んでいます。今日の会議では、そのお披露目も行いました。その他、コリアタウンでの事業展開など、それぞれの視点から「次の一手」を検討しました。終わった後は玉造駅近くの居酒屋で一杯、と、充実した一日でありました。

 ちなみに、應典院でも「uemachi.cotocoto」を活用し始めています。現在利用しているのは、2月の「いのちと出会う会」と「寺子屋トーク」の参加受付です。まずはイベント情報の集約から始めて、徐々にその活用範囲も広げていきたいと考えています。一体何ができるのか、それは「http://uemachi.cotocoto.jp」をご覧下さいませ。

<主幹>

2007年1月22日月曜日

静かな動き

今日は会場使用はなく静かな應典院でした。使用はなくても訪問される方々やロビーでくつろぐ人はたくさんいらっしゃいます。演劇のチラシを持参し、配布の準備作業をする劇団員、幼稚園帰りにおやつを食べながら今日あったできごとを母親におしゃべりする女の子、回収協力していたアンケートを取りにきた仏教大学学生、昨日終了の絨毯展示がまだ開催されている思って訪問された男性・・・。こうして列記すると、改めて訪問される方々の目的は多岐にわたることに気づきます。また、第48回寺子屋トーク「微笑で開く地域の看取り」の広報活動開始にともない、電話によるお申込みを今日からいただくようになりました。順調な滑り出しです。ご参加希望の方はどうぞお早めにお申し込みください。(お)

2007年1月21日日曜日

チャリティ絨毯展

金曜日から始まったチャリティ絨毯展もいよいよ最終日img20070121.jpg

わずか三日間でしたが、一抹の寂しさを憶えます。

本物の持つ魅力に圧倒されっぱなしでした。

さて、中古車を買う資金は集まったのでしょうか?そればかりが、気がかりです。この浄財が、遥か空の向こうのアフガンの子どもたちの笑顔にかわる事を願って。(城田)

2007年1月20日土曜日

二日目

チャリティ展も二日目。

お客様もたくさん見えられて、会場は、活気に包まれております。

絨毯も順調に売れているようですが、チャリティの目標収益まで今、一歩というところ。皆さんのお越しをお待ちしています!!



img20070121.jpg新品の絨毯の美しさに魅せられていた自分ですが、主催の向村さんによれば、こういった本物の絨毯は、各家庭で使い込まれることによって、より一層の風格と独特の美しさを醸し出すようになるそうです。

ふむ、一つ、また勉強です。(城田)

2007年1月19日金曜日

本日スタート!

img20070119.jpg先日、ここでも告知させていただいたチャリティ絨毯展が本日より開催されました。

朝、トラックで到着した絨毯たちですが、思ったより大きい!そして、ふわふわでした!なんといいますか…このふわふわと言うところが、私の琴線に触れたわけでして。自分の感覚の中では、絨毯はゴワゴワなのですね。それが、ふわふわなのです。

まあ、こいつは何を言っているんだというツッコミもあるかと思われますが、そこは、貧乏人のたわごととお聞き流しください。



明後日、21日までやっております。

絨毯だけではなく、写真家・向村さんのアフガンの子どもたちを撮った写真展もやっています。いい笑顔です。(城田)

2007年1月18日木曜日

町田宗鳳さん来山!

広島大学大学院教授・町田宗鳳さんが應典院を訪問されました。朝日新聞企画の秋田住職との対談取材のためです。町田さんは比較宗教学がご専門のとってもユニーク?なご経歴をお持ちの学者です。

俳人の父親のもと育ち、14歳で発心、家出して京都の臨済宗大徳寺に駆け込み、20年間修行僧一筋で過ごされました。34歳でハーバード大学大学院に入学、その後は名門プリンストン大学の比較宗教学助教授、シンガポール大学の教授、そして十数年の外国生活の後に日本に帰国されました。

町田さんの詳しい情報は、http://home.hiroshima-u.ac.jp/soho/



まず本堂で歓迎の法要の後、スライドで應典院の活動を見ていただき、小僧インターンの2人も入ってのスタッフ紹介をさせていだきました。約3時間の対談は、若者と宗教、芸術やスピリチュアリティをテーマに行われたとのこと。この対談記事は2月上旬朝日新聞「こころ」のページに掲載される予定です。(お)

2007年1月17日水曜日

13回忌

 あの日、から12年です。1995年1月17日午前5時46分。その後に6434人のいのちが失われた、兵庫県南部地震から12年の今日、應典院も特別な一日を迎えました。やがて阪神・淡路大震災と言われたその地震は、多くの人たちの働き方、また生き方を変えました。

 毎朝8時45分から行われている朝のお勤めにも、普段は参加しないスタッフが参加しました。また、正午には梵鐘、つまり鐘を撞き、突然の災害で失われたいのちを悼みました。さらには、應典院1階の観音さまには供養の卒塔婆と焼香箱が据えられました。

 「あの日」に対してそれぞれに思いを馳せる一日で、最も印象的だったのは朝のお勤めの後で述べられた秋田住職のことばであったように思えます。それは、3つの観点でのお話でした。まず、突如としていのちを失う可能性があるという「悲しい」存在としての人間、また、燃えさかる炎のなかで自らのいのちを落としてまでも未来への希望を託すことができる「優しい」存在としての人間、そして、掛け替えのないいのちの大切さに向き合ってお互いの「真を高める」存在としての人間、その3点が充分に実感しうる機会となっていた、というものでした。途中、住職もご自身の震災ボランティア体験で、感極まってしまった瞬間もあったようです。

 供養をする、ということは「その人」に対して「私」が向き合う具体的な方法の一つです。焼香箱は明日、18日にまで設置しておきます。もちろん、應典院に来られる皆さんにはぜひ、ご焼香をお願いしたいところでありますが、何もご焼香に来ていただくことだけが、死者を悼む方法ではありません。ぜひ、「今ここ」のいのちに向き合うことと同様に、「あの日あのとき」の出来事に思いを馳せていただければ、と思います。



合掌 <主幹>

2007年1月16日火曜日

たかがチラシ、されど。

應典院1階ロビーにはチラシ掲出コーナーがあります。演劇、映画、展覧会などのアートイベントが中心ですが、エンディング、教育、福祉と幅広い勉強会の情報が集まります。多くは主催者が送付されるのですが、中には足を運んでお持ちいただく方もいらっしゃいます。

今日も高齢者問題について考える勉強会の主宰者が訪ねて来られました。いつも懇意にさせていただいているその方としばし、おしゃべり。近々開催するお互いの催しについて紹介しあいました。

簡単に送付できてしまうチラシですが、お届けすることであわせてお伝えできることがあるようです。おしゃべりの後は、ほっこり。その方がチラシと一緒に置いていかれたのは、明るい笑顔でした。(お)

2007年1月15日月曜日

週間会議

週に一度は週間会議。

應典院では、毎週頭に全スタッフが集まり、週間及び今後の事業の進捗状況確認のミーティングが行われます。ここは、各人が担当しているセクションの具体的な方向が示され、今後の應典院の運営指針を決定する重要な場でもあります。



今週末は、アフガンのチャリティ絨毯展が開催されます。

たくさんのお客様のご来山が予想されるため、当山として、万全の体制でお出迎えするための準備を進めております。(城田)

2007年1月14日日曜日

打ち合わせ2

 昨日、今週末に開催される「アフガン子ども教育・母親自立支援 チャリティ絨毯展」の会場打ち合わせのため、NGO子ども教育基金の向村さんと大阪府仏教青年会の佐藤さんが打ち合わせに来られました。1月10日づけの朝日新聞でも紹介されているので、ご存知の方も多いかと思われますが、向村さん方は、「アフガニスタンのことは、アフガン人の手で行う」を前提にして、難民の子どもたちに読み書きを教え、母親には自立の助けとなるよう洋裁教室を開いたりして、息の長い「教育支援」を目指しておられるとの事。今回のチャリティ絨毯展もその一環で、この売り上げでアフガン教師たちの活動を範囲を広げるための足となる中古の車を購入するそうです。應典院は、長年このチャリティに協力しておられる大阪府仏教青年会の佐藤さんのご紹介で、会場としてその一助を担う事になりました。

 当日は、應典院の全館が色鮮やかなアフガン・クンドゥース絨毯で染め上げられる予定です。当日、会場管理として立ち会う私としても、その鮮やかな光景を想像し、今からドキドキが止まりません。皆様、お時間があれば、今週末は、ぜひ、應典院にお立ち寄りください!

(城田)



わすれないでアフガニスタン! 2007大阪

「アフガン子ども教育・母親自立支援 チャリティ絨毯展」

2007年1月19日(金)10:00〜18:00

     1月20日(土)10:00〜18:00

     1月21日(日)10:00〜17:00

会場:應典院 TEL:06-6771-7641 FAX:06-6770-3147

E-mail:info@outenin.com
img20070114.jpg

2007年1月13日土曜日

チラシ納品

 2月18日の「微笑みで開く<地域の看取り>」の準備が着々と進んでいます。先週にはチラシの作成のために素材を収集し終えました。そして今週はデザインの発注も完了。そして、チラシの完成を待ち、同時にその配布計画を検討しました。

 今回の講座は寺子屋トークと題した一連のシリーズの一つです。また、副題には「生老病死のコミュニティケアPART2」とつけています。このことからも、連続もの、ということがおわかりいただけるでしょう。そう、2005年5月に行った企画の第二弾です。

 寺子屋トークには、教育・福祉・アート・宗教・まちづくりといったテーマが取り上げられるのですが、今回は「福祉」と「まちづくり」と「宗教」といったテーマの融合と言ってよいでしょう。そして、そうしたテーマをとおして見出そうとしているのが「コミュニティケア」の実践のあり方です。地域のよりよい暮らしを実現するために、お寺は何ができるのか。お寺を拠点にした地域福祉の可能性はどのようなものがあるのか、考える場となります。

 そして、チラシも出来上がってきました。PART1と似たトーンとなっています。ぜひぜひ、手にとっていただいて、ご関心を寄せてください。同時に、ご参加もいただければと思います。そして、今後の應典院発のコミュニティケアの実践にも何らかの形で携わっていただければうれしいです。

 應典院再建から10年。この間の「学び」「癒し」「楽しみ」というキーワードでくくられる活動を、さらに充実させていきます。とりわけ2006年度は「量的」な充実でした。2007年度からの10年は「質的」な充実に一層力を入れて参ります。ということで、その転換点の一つとも言える2月18日の企画、ご期待ください。

<主幹>

2007年1月12日金曜日

はじめまして

はじめまして、今年から應典院に参加した西村卓です。家電メーカと人材紹介会社に勤務後、独立し、志ある中小企業やNPO、社会起業家の経営支援を行ってきました。オルタナティブな教育、学校づくりにも取り組んでいます。



應典院とは、一昨年秋フェスティバルゲートで秋田さん(当時主幹)とお会いし、大阪NPOセンター時代(昨年2月)社会起業家フェスティバルを開催させていただいたのがご縁の始まりで、昨年4月から應典院の2階にあるグループ会社(株)創教出版(幼児教育教材の企画・制作会社)に参加しています。



應典院における私の役割は、(1)應典院が地域や社会、お客様に、よりよいサービスや場を提供できるよう、主幹やスタッフが働きやすい環境を作ること、(2)そして創教出版をはじめグループの人材や情報が協働、交流し共に成長する基盤を作ることです。



今後、時々、ブログに投稿することがあると思います。どうぞ、よろしくお願いします。

2007年1月11日木曜日

打ち合わせ

みなさま、あけましておめでとうございます!img20070111.jpg

應典院劇場担当の城田です。



今年もアグレッシブに、そして実りある一年にしていきたいものです。



さて、本日は、1月末に開催されるイベントの下打ち合わせ。

例年この時期に行っている蓮美幼稚園のスピーチ発表会の段取りです。

お子さんがたくさんいらっしゃられるので、セキュリティの問題が一番です。

大人には、そうでなくても、子どもには、危険になる箇所を洗い出していきます。ここに躓かないか?そこに服をひっかけないか?といった按配です。

こちらも担当者として、出来うるかぎりの対応をしなくてはと、気を引き締め当日を迎えたいと思います。(城田)

2007年1月10日水曜日

築港ARC 本日、新年事業開始

昨年12月12日、大阪市港区piaNPO内に開設しました、アートNPOのためのサポート施設・築港ARC(正式名称:アートリソースセンター by Outenin)が本日、新年事業を開始致しました。

昨年の開設準備期間を経て、多くの方々にご支援、ご指導をいただき、無事開設することができた築港ARC。「ARC(弓状のもの)」という意味も込められた名称に適うべく、スタッフ一同が弓となり、そこに関わる人々が矢となって、現代芸術を支える第一歩を踏みだせるような場作りを目標としています。

まずは、本日午前よりスタッフミーティングを行い、開設から現在までの事業進捗を共有するとともに、新年の抱負を語りあいました。

常設ライブラリーの本格的な始動、拡充。また相談対応の強化、ボランティア募集をはじめとした様々な情報掲示の拡充。また1月末に始動するウェブサイト等、いよいよ新年幕開けを切って具体的に事業が進んでいくこととなります。

多くの人に有効に活用される、愛される場作りを目指し、スタッフ一同緊張感を持って事業に励みますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。

<築港ARCチーフディレクター 朝田亘>




新年のごあいさつ

aozora.jpg2007年も10日目。晴天の今日、空の青さはまるで夏、陽気は春のようです。きりりとした寒さで明けた2006年とは一転、今年の気温は新年の幕開けにしてはパンチに欠け、じわりと地球温暖化を感じさせます。

でも確かに新しい年が明けたと実感するのは、例えば電話。「はい、應典院です」の後に「本年もどうぞよろしくお願いします」「どんなお正月でしたか?」が続き、電話口のこちらとあちらでお互い襟を正している様子が伝わるのです。少々の緊張感を交えたほどよい心地よさを感じさせる新年のやりとりです。(お)

2007年1月8日月曜日

アンケート調査

 明日より、19日まで、應典院では「應典院に集う人々とお寺の距離」と題したアンケート調査に協力いたします。このアンケートは、佛教大学の学生さんの卒業論文として取り組まれているものです。卒業論文の問いは「人の行きかうお寺にするために生涯学習は有効であるか」とのこと。こうした問いに対する答えを導くにあたって、應典院を選んでいただいたこと、うれしく思っています。

 内容は大きく3部構成になっています。まず、性別と年齢が訪ねられます。次に、家が仏教かどうかが訪ねられます。そして、どうしたらお寺に行きたくなりますか、という意識調査で終わりです。

 家が仏教かどうかを訪ねた後は、「はい」と「いいえ」の方とで2つに分かれます。「はい」の人にはお寺に行く頻度などが問われます。一方、「いいえ」の人にはお寺に行く目的などが問われます。意外と普段は考えない質問も多く、なかなか考えさせられます。

 アンケートはA4一枚もので、簡単に答えることができます。くどいですが、19日までです。多くの方々の回答が、よりよい結論を導きます。カウンターの上に置いておきますので、ぜひ、應典院に来山の折りにはご協力くださいませ。

<主幹>

2007年1月7日日曜日

メンテナンスの時期

 今日の應典院はメンテナンスデーでした。朝から午前中いっぱい、全館が停電となりました。個性的なテレビCMでおなじみの、関西電気保安協会による点検でした。全館停電してまで行うべき点検は、毎年やるべきものでもないそうです。しかし、今回は先方の助言のもと、劇場担当スタッフが出勤し、立ち会いのもの、じっくり行っていただきました。

 應典院が再建されて10年という月日が経つのですが、その年月の経過とともに調整や修理、場合によっては入れ替えが必要な箇所が目立つようになってきました。昨年はスピーカー、そして大黒(おおぐろ)と袖幕をやり変えました。しかし、別のスピーカーの具合が悪い状態が続いています。さらには音も光も調整卓にいくばくかの不安もあります。

 「使える」のと「使っていただく」のあいだには大きな差があります。やはり、気持ちよく会場を使っていただくには、細心の心配りが必要です。そんなこんなで、優先順位をつけながら、今、機材等のメンテナンスを進めているところです。ちなみに昨年から5000ルーメンのDLPプロジェクタと、210インチのスクリーンの上映設備も整えられるようになりました。

 直径14m、高さ7mの円形をした應典院本堂ホールを、より多くの方々に使っていただきたい、そうした願いを持っております。同時にそれは、研修室AとB、さらにはウォールギャラリー等も同じです。多くの方々に知恵を絞っていただき、いい意味での「想定外」をお寺に持ち込んでいただいて、應典院という場所の力を高めていただきたいと思っています。もちろん、同じ挑戦に、スタッフ一同取り組んでいく所存です。

<主幹>

2007年1月6日土曜日

流れ

 「應典院のチラシ、センスがいいですね」と言っていただくことがあります。一部のチラシは内部で作っていますが、應典院寺町倶楽部の入会案内をはじめ、多くのチラシ等のデザインを手がけていらっしゃるのは、東京在住のあるデザイナーの方です。秋田住職と旧知の仲でいらっしゃるとのことで、もはや「あれをこうして、バーンっていう感じ」で共に伝わる仲とのこと。既に30年ほどのおつきあいになるその方に、2月の寺子屋トークのチラシもお願いすることとしました。

 昨年の事業で言えば「石井聰互監督初期作品上映会:シネマロックデイズ&ナイツ」も、その方の作品です。その際にも私が素材の収集等を行いました。ちょうどそのときにもBlogに綴ったのですが、その方からのデザインは「レイアウト指定紙」で返ってきます。パソコンの画面上で作り上げるDTPの世界に浸りきっている私にとっては大変新鮮に感じたこと、よく覚えています。

 われわれが「指定紙」を作成いただく手順は「テキスト情報」と「写真素材」を、まずファクシミリでお送りし、その後、原本を宅配便などでお送りします。すると、それらをうまく組み合わせて、「このようにレイアウトをすべし」という紙が届きます。そうしてわれわれはそれを印刷会社にお渡しして版をつくっていただきます。昨日、「なごみの里」から素材を頂戴したので、ファクシミリをお送りし、そして宅配便で原本を発送しています。

 驚くべきは日本の物流のすごさです。夕方に大阪で発送したものが次の日には東京に到着しているのですから…。そこに、デザイナーの力量も大きく、この連休中には仕上げていただけるとのこと。ということで、昨日発送された素材をもとに作成いただく指定紙は、この三連休が明けると届くやもしれず、楽しみにしております。

<主幹>

2007年1月5日金曜日

新しい力

 2007年の應典院が始まりました。幕開けは朝8時50分から年頭のお勤めでした。通常は8時45分から行われているお勤めも、この日は10分遅れで始まり、しかしスタッフ全員が参加するという特別版です。蛇足ですが、「朝からお勤めがある」というと、5時、6時からと思われる節があるのですが、應典院では8時45分からのため、「朝礼と同じやんか」と言われることもあります。

 年頭のお勤めに続いて、住職から年頭所感が話されました。そこで伝えられたのは、2007年の應典院が「変わる」節目であるということでした。再建10周年はもとより、来るべき来年のパドマ幼稚園開園55周年など、周年事業が進むなかで、いかにしてこれまでの蓄積を活かしてより発展を導くのかに向き合わねばならない、といったお話をいただきました。そのための方針として打ち出されたのが、事業推進基盤の見直しに着手する、ということでした。

 また詳細はお伝えいたしますが、應典院では5月頃から大規模な変革に着手することになると思われます。もちろん、悪い方向には持って行かないよう、取り組んで参ります。10年かかって醸成してきた應典院の持ち味を活かしつつ、新たな調理法や調味料、また眠れる食材を活かしていくことになるでしょう。「なんとかやる」2006年から「きちんとやる」2007年にしていきたいと考えています。

 大規模な変革への第一歩として、本日より、應典院のスタッフが1名増えたことが挙げられます。とはいえ、まったく新しい顔ではなく、これまで創教出版という、應典院の2階に事務所を置く出版社のマネージャーをしていた方です。また、ご自身も長くNPOの界隈に関わりを持っておられ、應典院の取り組みに聡明な方でいらっしゃいます。そうした新たな力を携え、應典院1階のスタッフ3名はさしずめ「歓迎会」のごとくに、午後に行われた五礼会(大蓮寺・應典院グループ)の新年会の二次会よろしく、おでんをつつきながら将来を語り合ったのでした。

<主幹>

2007年1月4日木曜日

寺子屋トークチラシ作成準備中

 2月18日(日)の13時半から寺子屋トークを行います。既に應典院寺町倶楽部の会員の皆さまには仮のチラシが届いていることと思います。タイトルは「微笑みで開く<地域の看取り>」に確定いたしました。副題は「生老病死のコミュニティケアPart2」でして、2005年5月に行った第43回の続編です。

 寺子屋トークは、應典院寺町倶楽部の名物行事の一つで、参加者同士の学びと交流の場として、発会以継続してきている事業です。また、應典院寺町倶楽部とは、劇場型寺院・應典院を拠点に、多彩な芸術文化活動を推進するアートNPOと銘打っています。1997年発足し、任意団体ではありますが、大阪府や大阪市の事業を請け負って、多彩な活動に取り組んでいます。

 今回の寺子屋トークのメインゲストは、隠岐で「看取りの家」を実践していらっしゃる柴田久美子さんです。同じく島根県の出雲市にお生まれになり、日本マクドナルド株式会社を経て、1993年から、福岡県内の老人保健施設や特別養護老人ホームで介護に従事して、1998年、人口750人の島根県隠岐郡知夫里島(島根・隠岐諸島)に移住されました。その後、知夫島社会福祉協議会のホームヘルパーを経て、2002年に特定非営利活動法人の看取りの家「なごみの里」(http://nagominosato.org/)を開設されています。

 「看取りは長い人類の歴史の中で引き継がれてきたいのちのリレー」と柴田さんはおっしゃっています。そうしたお考えのもとで取り組んでおられる事例をお伺いするとともに、宝塚で居宅介護支援に取り組む今井信行医師(いまい内科クリニック院長)、そして秋田光彦住職が語り合います。と、なぜこんな文章を今日、綴っているかと言うと、この休みのあいだに、本チラシの製作準備を進めているからでありました。チラシは来週には刷り上がると思われますので、広報等ご協力いただける方にはよろしくお願い申し上げます。

<主幹>

2007年1月3日水曜日

年頭所感

 時節柄、年頭所感、ということばをよく目にします。その昔、テレビの番組欄を見ていると「社長あいさつ」という番組があり、興味を持ちました。初日の出の時間くらいに5分程度行われるのですが、なんとも、文字通りにその局の社長さんが年頭のあいさつをされる、というものでした。「そのままやんけ」などというつっこみをするわけでもなく、すぐに番組を変えたように思えます。

 「所感」ということばを辞書でひくと(明鏡国語辞典)、「折にふれて心に感じたこと」とあります。さらに「折りにふれて」は「機会があるごとに」という意味だそうです。こんな風に考えていくと、「心に感じる」ということばも、若干やっかいです。心「に」感じるということは、心というのは「場所」として示されうるもの、という前提が成り立つためです。

 昨年、再開した「コモンズフェスタ」のパンフレットにも似たようなことを綴っていますが、場所というのは時間と空間の掛け合わせて生まれる意味の集合体です。なんと小難しいことを、と思われますが、要するに、空間だけでは「場」にはならないのです。もちろん、その「場」には、ある時間とある空間を共有する仲間の存在が欠かせません。キャンプのリーダーなど野外教育に携わる方は、この「時間」「空間」「仲間」を「さんま」と呼び、集団生活の大切さを訴える際の物語によく用いていらっしゃいます。

 心は個人のなかにあるのではなく、人とのあいだにある。やや唐突かもしれませんが、「心に感じる」というのは、私という個人の肉体のなかにある何かに感じ取られていくのではなく、誰かと誰かのあいだ(間)を感じ取っていく能動的な営みであると考えていただきたいと思います。そうすると、本日、住職からスタッフに届けられた年頭のメールの内容も、また年賀状に記されている「称名念仏とは、つまり身体の内部から立ち起こる能動的なアクションであり、それは仏と私たちの出会いの場を創造してきました」ということばも合点がいくのではないでしょうか?まあ、本当にクドクドと綴ってしまいましたが、年頭の所感、とはそれまでとこれからの両方に思いを馳せて、新たな出会いの場を創造する営みを続けていく決意を表明する、そんなことではないか、と1月5日の互例会を想像しながら考えてみるのでした。

<主幹>

2007年1月2日火曜日

違いのなかにある弱さ

 應典院の年末年始は、本寺(ほんでら)である大蓮寺(だいれんじ)の除夜の鐘のお手伝いで年を終え、同時に新たな年の始まりを迎えます。2006年から2007年もまた、同じでした。夜の10時くらいにスタッフが集まりはじめ、たき火や生姜湯の準備を始めます。早い方はボチボチ、鐘撞きの順番を取りに来られ、ノートに名前を残し始めます。住職によれば、下寺町の寺筋でも、一般の方に撞いていただくのは大蓮寺くらいで、お近くでは一心寺が同じように撞いていただいているとのことです。

 除夜の鐘は、一番が住職、二番が院代さん、そして三番目が應典院主幹の私、その後は應典院のスタッフ(劇場担当の城田主務)、小僧インターンの日高くん、と内部の人間が続き、そうして一般の皆さんが撞かれていきました。通常、煩悩の数と言われる108回を撞くことと思われますが、大蓮寺は「大盤振舞」で、撞きたい方がいらっしゃる限り撞いていただきます。

 果てしなく続けることもありうる除夜の鐘ですが、大切に守っているのは、54発目を年越しの時間に撞く、ということです。その「ダイヤ管理」は、應典院寺町倶楽部の扇谷会長が務めることが多いそうですが、今回は應典院の池野事務局長が務めました。そして、54発目を撞くことになったのも、池野事務局長でした。

 54発目が撞かれたのを見て、大蓮寺の本堂では、新年のお勤めが始まりました。総勢20名程度のご参加をいただき、ご焼香もいただいた後、住職から念頭の法話がなされました。主な話題は「いじめ」でして、住職が以前入院していた際に病院の院内学級の先生に伺ったところでは、病気と闘っている仲間どうしとして助け合い協力しあう関係が出来上がる院内学級の子どもたちのあいだでは「いじめ」が起こらない、とのことです。皆と少し違う子どもが標的にされやすい「いじめ」の構造のなかで、少し違う存在を受け止めること、さらにはその奥にある弱さに共感し、寄り添う感性を持つことの大切さに気づくこと、それを法然上人の「愚者の自覚」ということばで締めくくり、多くの人たちの新たな一年の計に添えていらっしゃったのが印象的でありました。

<主幹>

2007年1月1日月曜日

謹賀新年

 新年、あけましておめでとうございます。昨年4月1日に始めました「應典院スタッフBlog」も、年半ばであえなく中断してしまいました。なんとか一時復活させたものの、コモンズフェスタを乗り切るために力が注がれ、情報発信がないがしろになってしまいました。猛省している次第です。

 そんななか、新たな年のはじめに、決意新たに再会することとしました。スタイルも少し改めようと思っています。これまでは写真に解説を付けるようなかたちで文字を綴って参りました。さしずめ、應典院の写真日記です。必ず一日一枚を撮影することで、毎日変わる應典院の風景に気を留めていこうという思いがありました。

 ともあれ、なかなかうまくいかないものです。そこで、写真に捕らわれないかたちで、とにかく情報を発信していこうと考えました。應典院スタッフBlogはDrecomという会社のサービスを使っているのですが、このサービスでは、あるメールアドレスに送信すると、それがウェブに掲載される、つまりBlogが更新される、という仕組みがあります。なので、簡便に更新も進められることを考えて、とにかく文字情報だけでも送信しよう、という段取りです。

 2007年、應典院は再建10周年となります。今年の年賀状には、「晴れて新年、大蓮寺の教化活動のほか、在宅ホスピス支援を目指すコミュニティケア事業、10周年を迎える塔頭・應典院の芸術・NPO創造支援事業にも変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げます」と綴っています。キャッチコピーがついたお寺も珍しいと思いますが、その名のとおり「呼吸する、お寺」として、世の中の動きに呼応しつづけて参る所存です。昨年のBlogについては、コメントが付与されたもののみ残させていただいたとおり、このBlogで情報発信をしていく緊張感をスタッフが持ち続けられるよう、ご覧いただいた皆様にはお言葉を頂戴できますと幸甚です。

<應典院主幹 山口洋典>

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