2007年1月6日土曜日

流れ

 「應典院のチラシ、センスがいいですね」と言っていただくことがあります。一部のチラシは内部で作っていますが、應典院寺町倶楽部の入会案内をはじめ、多くのチラシ等のデザインを手がけていらっしゃるのは、東京在住のあるデザイナーの方です。秋田住職と旧知の仲でいらっしゃるとのことで、もはや「あれをこうして、バーンっていう感じ」で共に伝わる仲とのこと。既に30年ほどのおつきあいになるその方に、2月の寺子屋トークのチラシもお願いすることとしました。

 昨年の事業で言えば「石井聰互監督初期作品上映会:シネマロックデイズ&ナイツ」も、その方の作品です。その際にも私が素材の収集等を行いました。ちょうどそのときにもBlogに綴ったのですが、その方からのデザインは「レイアウト指定紙」で返ってきます。パソコンの画面上で作り上げるDTPの世界に浸りきっている私にとっては大変新鮮に感じたこと、よく覚えています。

 われわれが「指定紙」を作成いただく手順は「テキスト情報」と「写真素材」を、まずファクシミリでお送りし、その後、原本を宅配便などでお送りします。すると、それらをうまく組み合わせて、「このようにレイアウトをすべし」という紙が届きます。そうしてわれわれはそれを印刷会社にお渡しして版をつくっていただきます。昨日、「なごみの里」から素材を頂戴したので、ファクシミリをお送りし、そして宅配便で原本を発送しています。

 驚くべきは日本の物流のすごさです。夕方に大阪で発送したものが次の日には東京に到着しているのですから…。そこに、デザイナーの力量も大きく、この連休中には仕上げていただけるとのこと。ということで、昨日発送された素材をもとに作成いただく指定紙は、この三連休が明けると届くやもしれず、楽しみにしております。

<主幹>

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