2007年2月9日金曜日

伝えるバランス考

毎日いろんな年代の方々からの電話をとります。このところ多いのが、寺子屋トーク48「微笑で開く地域の看取り」の参加申込です。いただく電話のうち、ご高齢の方々に特徴的なのが、「体調が悪かったら行かれへんねんけど」とか、「友だちの○○さんが行ったらどうやと言うてくれたから」など、申込の意向に加えて、ひとことを伝えられることです。なかには、お話しすぎて、何で電話したのか思い出すのに時間がかかる方も。目的をはなれ、たくさん自分のことを伝えようとされるご高齢の方々には、コミュニケーションの豊かさを感じることがあります。



一方、「原稿の確認を」と、近く予定している催しチラシに目を通しました。應典院の所在地が示された地図も掲載されています。駅2つ、應典院、交番、文楽劇場に直線が3本と、若者を意識したすっきりデザインで、見た目は美しい。かっこよい。でも府外の方は辿りつけないだろうなあと、すこーし不安がよぎり、情報を付け加えて原稿をお返ししました。



プラスもマイナスもすぎるとこまりますが、ほどほどってむずかしいものですね。自戒をこめて。(お)

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