教育の議論が国会から井戸端まで巻き起こっていますが、教育はただ学校や教師だけにゆだねられるものではありません。
もちろん、子どもだけが教育の対象でもない。本当の教育国家とは、学校や教育委員会が羽振りをきかせる国ではなく、市民ひとりひとりが学びを通じて、成熟していく国づくり、地域づくりを言うと思います。ですから、教育という概念は教科書やカリキュラムに限定されるものではありません。應典院の高校生の演劇祭HPFがいかに「教育」に寄与しているか、あるいは寺子屋トークやエンディングセミナーなどがいかに「市民の学び」を育むことができているか、そこをスタッフも、また参加していただく市民も意識しておかなくてはなりません。私たちは、ちょっと知的なイベントをしているわけではないのです。
その有名高校の教区目標は「次代の社会のリーダーを育成する」でした。では、私たち應典院の教育の目標は何か、教育を通してどういう人材や地域づくりを目指すのか。おこがましい感じもしますが、そういう未来への希望と構想なくして、教育は語れないと思います。
スタッフのブログ200回記念だそうで、少しお邪魔しました。
南無。
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