そもそも、かくも應典院で映画の催しが行われているのは、秋田光彦大蓮寺住職・應典院代表が、狂映舎という自主映画制作活動に携わり、後にダイナマイト・プロダクションを設立するなど、映画人であったことが大きい、というのは周知のことと思います。しかし、長い間、その「思い」はまるで封印をされてきたのですが、このところの「コミュニティシネマ」活動の盛り上がりの中で、2005年から、頻繁に上映とトークの活動を展開しています。その「コミュニティ・シネマ・シリーズ」の第1回が、石井聰亙監督の「鏡心」でした。なにはともあれ、そんなシリーズも12回目を数えることとなり、初日には小嶺麗奈さんを特別ゲストに、2日間にわたって参加いただいている石井監督、ならびにファンの皆さんとのパーティーも行われました。そもそも「サイケデリック」とは「気が狂った」というような意味でもありますが、そんな意味合いの場がお寺で繰り広げられたこと、それもまた應典院らしいな、と感じた一日でした。
(主幹)
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