2007年4月30日月曜日

築港ARC de ことば遊び

img20070430.jpg世間ではゴールデン・ウィークだー!、と長期休暇を楽しんでいる人もいることでしょう。昨日はゴールデンなお休みの2日目ということで、電車の中は午後になっても通勤ラッシュの勢いでした。

その勢いのまま大阪港へ到着。もう夏なんじゃないかと思わせる晴天ぶりで、築港の空もこころなしかご満悦な表情を浮かべているように見えます。

一路、Pia NPOへ。

この建物の中には、アートNPOの應典院寺町倶楽部が運営する芸術情報発信スペースがあり、正確にはそのスペースの2階上で開催された「ことばの海と そうぞうの空へ」という現代芸術創造事業への参加が昨日の目的でした。小学4年生から中学3年生までが対象ということでしたが、スタッフのような子どものような私も一緒に参加させてもらい、口元がずーっとほころびっぱなしの3時間でした。誌を声に出し、いろいろな表現で読み上げるワークショップ。プログラムの中に織り込まれた、ゲームが楽しくて、今年度最大級の笑顔だったと思います。…ちょっと言い過ぎました。で、どんなことをやったのか…やり方や、解説はいくらでもできますが、これってこの場の空気のなかで体験してこそ、味わえるVIPなひととき、次回は5月に開催されますので、ぜひ皆さんもご参加ください!

そういえば、30日のブログに29日のことを大々的に書いておりました。ということで、本日のことにも触れておきましょう。



本日も晴天なり!(シヲ)

2007年4月29日日曜日

HPF&谷六ビッグスターズ

img20070428.jpg本日、ハイスクール・プレイ・フェスティバル(HPF)の第一回参加校会議に出席してまいりました。これは、HPFに参加する高校生が一同に会し、今年の全体タイトルを決めたり、公演の日程を決め、また、会場である私どもからのレクチャーも行うといったもので、私も、力不足ではありますが、應典院を代表し、高校生のみなさんにご挨拶とレクチャーをおこなわせていただきました。

一生懸命で純粋なまなざしが、そこにあり、彼ら、彼女らの想いを受け止められるよう、應典院としても、精一杯の努力をしていかなくてはと、あらためて感じます。



とって返して、應典院に戻り、夜には、谷六ビッグスターズさんを観劇。

その地力、観客への波及力には、感服。ケレンに満ちた言葉の奥に、時代を切り抜く刃を潜ませ、あくまで、エンターテイメントとして、観るものを喜ばせながらも、心に突き刺すその刃は、なかなか抜けない現代社会への棘となっています。

明日は、千秋楽。最後にどんな舞台が飛び出すか、とても、楽しみです。(城田)

2007年4月28日土曜日

“漕ぎ出せた”実感。築港ARCワークショップシリーズ幕開け。

本日は、築港ARCスタッフ、桔梗谷光生くんによる子ども対象の自由表現ワークショップ「漕ぎ出す表現ワークショップ ことばの海とそうぞうの空へ」のver1が開催されました。



kogidasuwsver1_2.jpgver1はことば遊びを中心に、子どもも大人も日常のブレーキ(!?)をはずして大いに声を出し、一つの詩を自由な読み方で表現。たった3時間程度の間に、参加者皆の表情がみるみるうちに柔らかくリラックスしてくるのが伝わり、また表現に誰もが真剣に取り組む表情にも出会えたとてもステキな体験でした。

この楽しい体験をもっと多くの子どもたちと共有したい。そんな気持ちを強く持ち、2回目以降に繋げていく施策を練って参ります。



なにはともあれ、参加者の方はもちろんのこと、企画者兼講師の桔梗谷くんはじめ企画に関わってくれたスタッフの方々に、次回への希望を込めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。



お疲れ様でした!



(朝田)

2007年4月27日金曜日

情熱大陸 で育った果実!

お昼休みは、雑然とした事務室もしばし憩いの場となります。今日は岡野さんからの差し入れ「パッションフルーツ」について一筆。

果肉と呼んでいいのやら迷いますが、透明の黄色いゼリーに“種”が入っています。この種ごと食べるのですが、ぐにゅりカリッ、ぐにゅりカリッ、むむにぃぃ〜〜〜。と思わず擬音で表現したくなる歯ざわりと、顔の表情です。口に広がる味は、すーーーーっぱいったら、ありゃしないのです。それでも、お肌にいいと岡野さんに促されて戴くうち、この妙“なぐにゅりカリ”に趣を感じる。そういえば應典院って、このフルーツみたい。「刺激的」「新感覚」「でも…癖になりそう」だなぁと抽象的な思いに耽る、まったりとした午後のひとときでした。なんと言っても名前が「情熱果実」ですから、ね!passhonn.jpg

(シヲ)

2007年4月26日木曜日

谷六ビッグスターズ!!

img20070426.jpgさて、今週末は、谷六ビッグスターズさんの公演がございます。

本日より、仕込みに入られまして、朝から、本堂では、金槌の心地よい音が響いております。



谷六ビッグスターズとは?!

実は、大阪の小劇場界で活躍する「劇団自由派DNA」さんの母体となった団体名なのです。今回は、番外公演的な企画なので、このお名前にしたとのこと。

そんな谷六ビッグスターズさんの公演詳細はコチラ→



谷六ビッグスターズpresents

      「classic」

出演:日向祥志、松本和子、横山拓生、林裕介、辻川ちかよ、西村恒彦、斬



4月27日(金)19:00

4月28日(土)15:00/19:00

4月29日(日)15:00



前売:シングル2500円/ペア4500円/学生2000円(要学生証)

当日:3000円



お問い合わせ:谷六ビッグスターズ 06−6767−3525



みなさま、どうぞお越し下さい。(城田)

2007年4月25日水曜日

スタッフオープンミーティング

本日の築港ARCでは、大阪アーツアポリア・なにわーととの合同公開ミーティングが行われました。

今回のテーマは「相談されるひとのための相談ワークショップ」。

開室以来、なにわーと&築港ARCはアーティストや学生、NPO関係者のアートに関わる相談を事業の一環として行ってきましたが、最近、この二つの相談室スタッフが「何か統一のフォーマットで、来てくれる人が何を求めているのかや僕らがそれにどう対応したのかなどを記録してゆけたらいいね」という話を殊にしておりました。

「訪問者が気楽にコメントを残しやすい書式はどんなものか?」「アンケートや一言ノートを退室時に書いてもらってはどうか?」など、ミーティングでは様々な意見が活発に飛び交い、改めて相談体制を充実させるよい機会となりました。

(朝田)

2007年4月24日火曜日

顔みしる。

HPF ハイスクール・プレイ・フェスティバルの打合せがありました。新人の私も城田さんにご紹介いただいて色々な方とお知り合いなりました。私は今回初めてのHPFなので夏の開催が楽しみです!



夜は雨の予報でしたので、一瞬だけ大空を泳いだ鯉のぼりです。予報は見事的中して、大雨になりました。

(シヲ)
200704241206000.jpg

2007年4月23日月曜日

入稿!!

ようやっと、space×drama2007の共通パンフ(チラシ)の入稿に漕ぎつけました。

バタバタの作業行程でしたが、何とかやりゃあ出来るもんだと我ながら、感心しております。

webのデータ校正もひとまずの山場を超え、次は、本格的な広報です!今年は、プレス関係を強化せねばなりません。たくさんの方に来て貰いたいですからね。



と、その前に、この間、滞っていた通常業務を片付けないと…。

今週末には、谷六ビッグスターズの公演が控えております。万全の体制で、お待ちするのです。

(城田)

2007年4月22日日曜日

space×drama2007共通パンフ作成

img20070422.jpgspace×drama2007の共通パンフのデータがいよいよ、仕上がりに向かってまいりました。

明日には、印刷所に入稿です!ささいな誤記も見逃さないよう、目を皿のように、チェック、チェックであります。

今年のイメージカラーは、オレンジ。山口主幹の鶴の一声で決定しました。

いざ、作ってみると、これが、かわいくて良い感じなのです。

画面上で見るのと、実際の印刷とでは、多少の色目が変わりますので、最終どのようになるのか、大変、楽しみです。

みなさまのお目に触れるのは、5月から!今、しばし、お待ちください。

(城田)

2007年4月21日土曜日

宝塚からNYへ

2月18日の「寺子屋トーク」でお世話になった、今井信行医師のご自宅に、住職と主幹が訪問させていただきました。阪急逆瀬川駅から5分ほど山手に歩いたところにある「いまい内科クリニック」は、開放感のある素敵な空間で、(やや?かなり?)高血圧な私も「ここなら通ってみたい、かも」と思ったりしたのでした。患者さんからの信頼も厚いようで、ちょうど透析をされている方がお見えでしたが、診療室等々にもご案内いただきました。うららかな午後に、お連れ合いも含めて、和やかな時間を過ごさせていただきました。

「いまい内科クリニック」を拝見させていただいた後は、昨年の秋に住職が宝塚で講演をなされた際にお招きになった皆さんから、私も含めて歓待をいただきました。お招きいただいたお宅は「リサナメント宝塚」という活動のキーパーソンのお一人、山林さんのお宅です。リサナメント、とはイタリア語で「再生」を意味するようで、「地域の互いのほどよい心の距離を模索する」ゆるやかなつながりを維持、発展させていらっしゃいます。そんな会のメンバーの方々が一人、二人と合流され、全員そろっての話が最高潮に盛り上がったところで、なんと8月にニューヨークに視察に行こう!ということになり、楽しみです…。

20070421.gif


(主幹)

2007年4月20日金曜日

蜃気楼サーカス!

さて、今週末は、蜃気楼サーカスさんの本番です。

本日から小屋入りされまして、仕込み開始です!

私はと言えば、管理業務をこなしながら、入稿が間際に迫ったspace×drama2007の共通パンフレットの作成作業。本堂と事務所を行ったり来たりしております。

情宣は、まったなしでございます。

そんな訳で、蜃気楼サーカスさんの公演情報は、コチラ。↓



蜃気楼サーカス 第一幕

「桜月夜」



4月21日(土) 19:00

4月22日(日) 13:00/17:00

受付開始は1時間前、開場は30分前

会場 應典院本堂ホール

料金 前売/当日 1500円



です!(城田)

2007年4月19日木曜日

新スタッフと打ち合わせ

本日の築港ARCは新スタッフの蛇谷さんとの勤務。

改めて築港ARCプロジェクトの現状、及び近未来の展望について話をしました。

最近、企画尽くしの築港ARCでは、スタッフ間で短期的な調整事について話し合っても、ゆっくり時間をとって各自のビジョンを語り合う時間が取れていなかったなと改めて実感。

目の前の企画ばかりに目をとらわれずに、俯瞰した視点も同時に持ちつつ、着実にプロジェクトを進めていくことが必要ですね。



さて、最後にこの場を借りて4/21に築港ARCにて行われる月例トークサロン企画「ARCトークコンピレーション」の告知をさせていただきます。

今回はゲストにアーティストで出張マイハウスプロジェクトの佐藤武紀さん、キョートット出版の小川恭平さんをお招きして、「家」をテーマに様々なトークを繰り広げます。

お誘いあわせの上、ご参加くださいませ。心よりお待ちしております。(朝田)





===================================================

ARCトークコンピレーション#002

「“家”について考えてみる」



自宅居間を展覧会場に引っ越し生活するプロジェクト「出張マイハウス」を行うアーティスト・佐藤武紀さん。様々な人の家を泊まり歩く「居候ライフ」の過程から、友人宅の押入れに出版社を立ち上げてしまったキョートット出版代表・小川恭平さん。本来、最もプライベートな空間である“家”を、空間の面から、またライフスタイルの面から、“パブリック”な空間として他人と共有するその可能性。二人の前衛的(!?)な活動を、本職の作家業、出版業とも絡めつつ、お話を伺う。



日 時:4月21日(土) 18:00〜20:00(開場は15分前)

参加費:1,000円(お茶、資料代)

会場:大阪市港区築港2-8-24 piaNPO 308 築港ARC



出演:

小川恭平(キョートット出版代表/ex.居候ライフ)

佐藤武紀(アーティスト/出張マイハウス主人)



主催:大阪市・財団法人大阪城ホール

企画運営:應典院寺町倶楽部



お問い合わせ&お申し込み:tel&fax:06-4308-5517 もしくはarc@outenin.comまで





ゲストプロフィール:



佐藤武紀(アーティスト/出張マイハウス主人)

和歌山県那智勝浦町出身。その活動はビジュアル系バンドのボーカリストから始まり、ノイズ〜テクノを経て、サウンドインスタレーション、舞台音響、カフェや障害者施設の音響設計、DJ…などの活動を通じ、空間芸術として且つ意味表現としての「おと」を追求する。現在は、それら「おと」表現の進化形である、自宅居間を展覧会場に引っ越し生活するプロジェクト「出張マイハウス」を中心に芸術活動を展開。「出張マイハウス」は「間(あいだ)」の物語であり、すべての宇宙を内包する。

http://blog.goo.ne.jp/hizumi0923/



小川恭平(キョートット出版代表/ex.居候ライフ)

1969年生まれ

1989年 京都大学文学部入学

1995年 京大の建物を十数名で占拠し、そこにカフェなどをつくる(きんじハウス)。そこを追い出された後、いろいろな人の家を泊まり歩く「居候ライフ」を始める。

2000年 キョートット出版を 居候中の友だちの家の押入れの中で立ち上げる。

2005年 地方・小出版流通センターと契約し、本格的に出版活動を開始。小川てつオ著「このようなやりかたで300年の人生を生きていくーあたいのルンルン沖縄一人旅」を発行。 2006年 いちむらみさこ著「Dear キクチさん、ブルーテント村とチョコレート」を発行。

http://kyototto.com/



===================================================

2007年4月18日水曜日

トリリンガル

 本日、「大阪春秋」という雑誌のための対談にお招きをいただきました。お相手は大阪市立大学の橋爪伸也先生で、この間続いている「巻頭対談」として、程なく収録、出版されるかと思われます。内容は、私が應典院にたどり着くまで、そして應典院はどんなところで、今後何をしていくのか、というようなお話でした。ちなみに橋爪先生と應典院とは、再建にあたっての「コンセプトブック」編集にあたり、スーパーバイザーを務められたというご縁があります。

 今回の対談で、個人的にキーワードとなった、と思っているのは、大学院時代の恩師、渥美公秀先生の指摘をもじり、「研究語(専門用語)」と「市民語(日常用語)」と「仏教語(お寺の世界の方言)」の3つの言語を話す(トリリンガル)立場で、私はいのちの本質に向き合っていこうとしている、というくだりです。その他にも多々、キーワードめいたことも出させていただいたものの、珍妙なことばで相手にインパクトを!という思いが先走ってしまい、應典院をご存じでない方にはさっぱりわからないかもしれない、という疑念が話ながら湧いてしまいました。そこはさすがの橋爪先生で、うまく解説を挟みながら、心地の良い対談ができたという実感があります。ちなみに対談の場所は「にぎわい堂」という空堀にある素敵な場所でして、その雰囲気も重なって盛り上がった対談の採録、また出版の折にはご案内させていただきます。(主幹)

2007年4月17日火曜日

space×drama2007第2回制作者会議

本日は、space×drama2007の第2回制作者会議が執り行われました。

19時に参加6劇団の代表・制作の皆さんが集まり、アツい議論が繰り広げられます。

広報戦略から、webやイベントの運営まで、議論は広範囲に渡り、時間があっという間に過ぎて行きます。いやはや、アイデア百出とは、この事で、なんだか面白くなりそうです。

本当にみなさん頼もしく、事務局の我々が圧倒されっぱなしです。さあ、今年もアツい夏になりそうです!(城田)

2007年4月16日月曜日

いずるところ。

200704161906000.jpg今日は、接遇研修というリフレッシュの機会をいただきました。参加した者はすべて社会人を数年経験してきておりますので、再確認の場として開催していただいた研修会です。住職から「接する相手に対して、敬意を払う」ことの大切さを学び、基本的なマナーを土台にしつつ、表情など全身から出てくるものですから、接した相手に「あぁ、この人を仕事をしたいな」と思ってもらえる、そんな人になるようにと教えていただきました。

人間性って、その人の奥底から出てくるものだと思います。それを培って、素敵な人間へと成長するぞー!!

そんな意気込み漲る時間を過ごしました。



夜には「ヨロコブカラダ」パントマイムワークショップでおなじみの白木原さんが、お一人で練習をされていました。全身をつかって、内なるものを表現されています。表情のひとつひとつ、動きのひとつひとつにもその人柄がでてきます。こうして日々練習をする中で気づき、育まれてゆくものなのだと、住職のお話と白木原さんの練習風景が重ね合わさる日でした。

(シヲ)

2007年4月15日日曜日

大阪でアーツカウンシルができるまで

20070416.gifかねてより、このBlogでも触れてきた「大阪でアーツカウンシルをつくる会」の発足のつどいが開催されました。その「まっすぐ」な名前のとおり、府・市と民間が手を携えて「大阪でアーツカウンシル」ができるまで、活動を展開していこう、というものです。全て個人の資格で参加しており、世話人のなかにも公務員の中がいらっしゃったりと、なかなか枠組みとしても興味深い展開ができそうな手応えを感じました。実際、今日の集いには、大阪府からも大阪市からも個人の資格でご参加いただくなど、多くの方々の関心も頂戴し、世話人の一人として、うれしい限りです。

 今日の動きをここに示しておくと、まず13時半から「発足のつどい」と題して、この間の経過と発足にあたっての規約案の説明等がなされ、その後15時からドイツの文化政策に詳しい藤野一夫先生(神戸大学)による記念講演が行われました。いずれの場も活発な質疑応答がなされたのですが、特に盛り上がったのが、発足の経過説明に対して、あくまで個人の立場でご参加いただいた大阪市の方によって「釈明」とご自身で銘打った解説がなされたことでした。ちなみに終了後の懇親会は谷町九丁目のドイツレストラン「ハンブルク」と、洒落がきいているのも、この会のメンバーのおしゃれなところと言えるかもしれません。ともあれ、いよいよ5月から本格的に活動を進めていく予定ですので、ご興味のある方は、まずは應典院寺町倶楽部までご連絡ください。

(主幹)

2007年4月14日土曜日

「出張!ARC from 築港」見参! 

orutana.jpg4ヶ月前に産声をあげた築港ARCが、これまでの成果とこれからの展望を引っさげて、應典院に乗り込んで参りました!その名も「出張!ARC from 築港」。

ARCの普段の相談業務を應典院の気づきの広場で展開させ、それに絡めて、本堂ホールにてシンポジウムが開催されました。

第一部では、朝田チーフディレクター以下、ARCスタッフの皆さんより、ARCの通常の業務の紹介と今後の展望の報告があり、様々な企画の構想が飛び出していました。

そして、第二部では、朝田さんの司会のもと、美術家の岩渕拓郎さん、文化政策研究者の小暮宣雄さん、美術ライターの小吹隆文さんによるトークセッションが行われ、アート発信の重要性と、関西における情報集積と発信の現在、そして今後の展望が語り合われました。

大変、意義深く、今後の活動につながる事業と感じ入りました。



今後も、ARCの動勢から目が離せません。

(城田)

2007年4月13日金曜日

嵐の前の…でも外は雨。

外は雨が降り出しているようです。車のタイヤが濡れたアスファルトを疾走する音がしています。これで、一期に桜も散りそう…。

明日の夜は、シンポジウム「出張ARC」が開催されます。個人から発信するアート情報とその可能性を考える場ということで、アートに興味、関心のある方々が沢山集う模様。嵐の前の静けさとでも言いましょうか、今夜の應典院はちょっぴり寂しいです。

(シヲ)

img20070413.jpg

2007年4月12日木曜日

Unchained Melody

今日、おしゃれな灰皿がやってきました。

全体はステンレス素材、中央の柄の部分だけ木製です。

この落ち着いた風合いの木製素材が、おしゃれさをグーンとアップさせています。素敵だからといって、使ってみたーい! という衝動にかられての吸いすぎには注意しましょう。



私は煙草の匂いが苦手なので、交流広場が“もくもくランド”になりませんようにと、合掌。

(シヲ)
haizara.jpg

2007年4月11日水曜日

4/14(土)は應典院にて「出張!ARC from 築港」

本日は午前中は應典院にて打ち合わせ。午後は築港ARCにて4月に集中している諸々の企画の調整作業をしておりました。

中でも4/14は築港ARCが初めて應典院にて行う企画。



昨年12月より始まった大阪市現代芸術創造事業であるこの築港ARCプロジェクトを、より多くの人々に知ってもらうために、改めて應典院にてプレゼンをします。またそれだけではありません!

「情報発信」をメイン事業とする築港ARCの活動のヒントを探るために、ブログなど個人メディアを使って情報発信をしているアーティスト、研究者、美術ライターのお三方にお招きしてのシンポジウムも開催します。

4/14は「出張!ARC from 築港」にどうぞ!どうぞ!お越しください。

(朝田)



===================================================

「出張!ARC from 築港

 〜アートな情報を伝えること・受けとること〜(築港ARC活動紹介とシンポジウム)



blogmatsuri_1.jpg


本企画は、築港ARCの活動をより広く多くの人に知ってもらうために、應典院内に築港ARCのライブラリーを一部出張させ相談業務に応じるとともに、スタッフがプレゼンテーションを行います。また築港ARCの活動コンセプトを軸に、アートにまつわる情報を独自の方法で発信している識者を招いたシンポジウムを開催し、今後の築港ARCの活動の手掛かりを探ります。

(写真はゲストのブログサイトトップページ)



日時:4月14日(土) 18:00 open 18:30〜21:00(終了予定)

     (※16:00〜18:00は気づきの広場にて、出張 芸術相談対応)

参加費:1,000円

会場:應典院本堂ホール(大阪市天王寺区下寺町1-1-27)

    tel:06-6771-7641 fax:06-6770-3147



一部:築港ARCスタッフによる活動プレゼンテーション

プロジェクト報告:朝田亘(築港ARCチーフディレクター)、小林瑠音(築港ARCスタッフ)、桝田聖美(築港ARCスタッフ)



二部:シンポジウム「“個人”から発信するアート情報とその可能性」

ゲスト(50音順):

岩淵拓郎(美術家/編集者)

小暮宣雄(京都橘大学文化政策学部文化政策学科教授)

小吹隆文(美術ライター)

総合進行:朝田亘(築港ARCチーフディレクター)



主催:大阪市・財団法人大阪城ホール

企画運営:應典院寺町倶楽部



お問い合わせ&お申し込み:tel&fax:06-4308-5517 もしくはこちらまで







ゲストプロフィール:



岩淵拓郎(美術家/執筆・編集者)

1973年兵庫県生まれ。関西を中心に言葉とその意味をモチーフとした作品を発表。同時に雑誌・新聞などでの執筆と編集、ブログやポッドキャストなどのパーソナルメディアによる情報発信の実験と実践を継続的に行う。04年〜、大阪市南森町のクリエイター自主運営のワークスペース「208」主催。アートNPO法人「芸術と計画会議(C.A.P.)」メンバー。

http://www.mediapicnic.com/hibikate/ (日々嘉綴 総合(ひびかて そうごう) )



小暮宣雄(京都橘大学教員)

1955年大阪市生まれ。23年間、公務員生活。地域振興関係が多く、後半は文化政策や地域芸術環境に関わる。各地の公共ホールにおいて、西洋クラシック音楽以外の企画が必要だと感じて、演劇やダンスを数多く見、その有様をメモとして残すようになる。それが高じて、観客・鑑賞者の目線を大切にするアーツマネジメントのあり方の研究へと広がり、現在は、京都橘大学で教えたり地域への文化提言に関係したりしている。

http://kogure.exblog.jp/(こぐれ日乗)



小吹隆文(美術ライター)

1964年生まれ。約15年にわたり情報誌編集部でアート欄を担当。2005年7月よりフリーの美術ライターとして独立。雑誌、新聞、ウェブ展覧会DMやカタログ等で主に関西の美術ニュースを寄稿している。他には展覧会の企画や講演、授業の経験も。また、仕事と平行して個人サイト「勝手RECOMMEND」とブログ「小吹隆文 アートのこぶ〆」を連載中。

http://www.recommend.ecnet.jp/ (勝手にRECOMMEND)

http://www.keyis.jp/ (小吹隆文 アートのこぶ〆)

===================================================

2007年4月10日火曜日

歓迎会

新たなスタッフを迎えての新年度、その10日が過ぎた本日、歓迎会が催されました。特別ゲストとしてお招きしたのが、應典院の「外部発注チラシ」のほぼ全てをデザインしていただている木村久夫さんです。木村さんは秋田光彦住職と30年来のおつきあいとのことで、お互いが「阿吽の呼吸」であることを、「ボイスレター」などのエピソードから改めて確認した次第です。4月も10日、既に桜も散り始め、いよいよ年度当初の慌ただしさ、また少し浮ついた気分から、じっくりと腰を据えていく時期へと移っているように思えます。

(主幹)

20070410.gif 

2007年4月9日月曜日

花より だんご

緑鮮やかな葉が目立ち始めました。

應典院の桜もそろそろ見納めです。



いつもは、目から春を味わっているのですが、今日は舌で味あわせていただきました。この時期にしか食べられない季節限定の和菓子“桜餅”です。

塩漬けの葉にくるまれた薄桃色の粟餅は、関西特有のものなのだとか。所変われば違った姿で、それでいて、関西の人々と同じく、ほっこりとした春の世界へ連れて行ってくれているんでしょうねぇ。



最近では、季節に関わらず色々なものが食べられますが、こうして旬を楽しむのも、食の原点に立ち返ることなのかと、食育について思いを馳せる今日この頃なのでした。

と、カッコいいことを書いていますが「花より団子」が正直なところです。

(シヲ)img20070412.jpg

2007年4月8日日曜日

高座に舞う。

gwinin.jpg今日は日曜日ということもあってか、朝から桜の撮影に訪れる方がおられました。

思わず撮影したくなる桜ですから、わけありません。

まだ寒さが残る時期とはいえ、たくさんの方が上町台地を散策されているようで、今日は特にご夫婦で楽しまれている方々が目につきました。



時折、風が花吹雪を作り出し吉本芸人塚の座布団にも、はらり。

本番さながらの自然の演出にちょっとドラマチックな應典院の午後でした。

(シヲ)

2007年4月7日土曜日

築港ARC 新スタッフ加入

本日の築港ARCは月例スタッフミーティング。

築港ARC事業、初年度を終えての振り返りを行うとともに、新たなスタッフを迎えることになりました。

高校と専門学校でグラフィックを学び、平面に飽き足らず空間設計の勉強をし、さらにはアートにまで活動の領域を広げている気鋭(!?)のスタッフです。

また改めて次号のSalutでご紹介致しますね。

様々な領域で活動するスタッフ同士がお互いに新しい風を吹き込んでいく。そんな職場になればよいと思っています。

いやはや、4月。

「今年度がスタートしたな」という実感がひしひしと沸いた一日でした。(朝田)

2007年4月6日金曜日

ライトアップ・終了へのカウントダウンへ

ふと、桜の花が舞い散る時期だと実感しました。それは、應典院の二階にある「創教出版」では、間もなく始まる1学期の教材の発送で大忙しなさまを見たことがきっかけでした。というのもこの創教出版という会社は、應典院の本寺「大蓮寺」が開設しているパドマ幼稚園で使っている教材を、その他の幼稚園にもお分けしていくために設立されたためです。それゆえにこの時期は、新しい学期の間際ということもあって、教材の発送に大わらわなのです。

20070406.gifでは、なぜ桜が舞い散る時期だと実感したのか、印刷屋さんから創教出版への教材の納品、またそれらの創教出版からの発送が頻繁に続くゆえに、應典院北側の自動ドアがこれまた頻繁に開閉し、桜の花びらが建物の中に舞い込んできたからです。天気予報によれば、明日の大阪はお昼から雨もようなようで、おそらくこの週末で見頃も終わりとなるでしょう。しかし、散り際もまた美しいのが桜です。1週間程度続いてきた應典院桜だより、もう少し続くかもしれないな、と、一人孤独に一日の執務を送っている山口でした。(主幹)

2007年4月5日木曜日

「アツカン」にGo!

20070405.gif今日は大蓮寺グループの中のひとつ、パドマ幼稚園の入学式でした。真新しい制服の小脇にピカピカの鞄を抱えた子どもたちが、艶やかなお召し物を着けられた保護者の方とともに多数、来られていました。桜の木の下で、記念写真を撮られている様子が、應典院にも届いてくる楽しそうな声からも伺えます。ちなみに、境内の桜にはチラホラと葉っぱが目立つようになってきたところです。

そんななか、4月15日に迫った「大阪でアーツカウンシルをつくる会」のイベントの打合せを築港ARCで行いました。公民協働による表現活動基盤整備、市民の政策参加、そして条例に基づく芸術文化評議会の設置、そうした理念の確認と、細かな当日の動き、一方で規約の作成等を短時間で手際よく行った次第です。打合せが終わったあと「大阪でアーツカウンシルをつくる会」という名前がいかにも「いけてない」ということになっていくつか候補を考えることになったのですが、そんなときに珍妙な名前をつけたがる私としては「アツカンにGo!(熱燗二合)」などと高らかに唱え、失笑を買ってしまいました。そんな和気あいあいなメンバーでの打合せ、その往路では、地下鉄のなかでパドマ幼稚園の入学式帰りのお子さんと保護者の方をお見かけし、たまたま同じ電車で同じ会議に向かうことになった上田假奈代さんと、幼稚園話に花が咲いた、そんな入園式、そして花つながりの一日でもありました。(主幹)

2007年4月4日水曜日

春の嵐

img20070404.jpgいや、めっきり、本日は冷え込んでおります。

一度、しまい込んだジャンパーを引っ張りだしました。

午後からは、雨、風強くなり、咲き誇る桜たちが早々に散りはしないかと、ハラハラ事務所の窓から見守ります。



さて、本日は、年度計画及び目標の確認が、山口主幹からございました。昨日の秋田住職からのお言葉を受け、我々に語りかける主幹の語りにも熱がこもります。

應典院では、今年度も多彩な企画、事業が行われます。皆様にご満足、ご納得していただける場と事業を展開していく所存ですので、昨年度同様、それ以上に足をお運びいただければ幸いです。



早速、今月の14日(土)には、築港ARCのイベント「出張!ARC」と、15日(日)には、「大阪にアーツカウンシルをつくる会」の発足の集いがございます。是非、お越しください。(城田)

パントマイムワークショップ開講!!

本日から應典院の協力事業として、白木原一仁さんによるパントマイムワークショップ「ヨロコブカラダ」が開講いたしました!本日より1年間、毎月第一、第三水曜日にこの應典院で開催されます。

白木原さんは、かの上海太郎さんの元でパントマイムを習得し、現在、ななめ45°の主宰として、小劇場を中心に活躍中のパントマイマーです。

第一回目と言う事で、かくいう私も参加しました。本日は、「体の分解」と言って、カラダのパーツごとに動かして行く訓練をしました。(たとえば、首だけを動かすとか・・・昔、ビートたけしがやっていたアレです。)運動不足でカラダが固い私は・・・なんべんやっても、なかなか上手くいかなかったのですが、それでも、じっくりと付き合っていただき、なんとか、それっぽく見えるようにまでしてもらいました(?)。

次回は、壁マイムにチャレンジです!

どうです?皆さんも、一度、体験してみませんか?試しに見学等も受け入れて貰えるとのこと。

普段、意識できなかった自分のカラダを発見出来る良い機会になると思います。(城田)



應典院協力事業

白木原一仁パントマイムワークショップ

「ヨロコブカラダ」


日時:毎月第一、第三水曜日 

場所:應典院 研修室

時間:19:00〜

参加費:一回2000円

次回以降の開催日:2007年4月18日、5月2日、5月16日

お問い合わせ:ななめ45° 06−6767−7234

2007年4月3日火曜日

お花のお供え

20070403.gif桜の季節、應典院の山門を抜けたところにあるお地蔵さんにも、桜がお供えされています。「桜折るバカ、梅折らぬバカ」と言われる桜ですが、どうせ折られたならお飾りを、ということでのお供えです。一方の「折られぬ桜」はそろそろ葉っぱも目立ち始めており、今週末からは散りゆく美しさを楽しむことになりそうです。日々変わりゆく風景を楽しみに、應典院にお越しいただければ、と思います。

そんな年度初めの應典院、本日は午前に「仏式」で年度当初所感を聴く会が催されました。まずは「日常勤行(ごんぎょう)」のお経を唱え、職員全員が「供養」のためではなく「誓願」の焼香をし、住職によるMicrosoft Powerpointを用いた年度当初所感を伺ったのです。午後にはその年度当初所感に基づく、今年度の取り組み課題の整理がなされました。10周年を迎える今年、いっそう充実した事業を展開していこう、そんな決意を全員が固めたであろう、そんな一日でありました。(主幹)

2007年4月2日月曜日

花の色は…

20070402sakura.jpg本日は就任式が厳かに営まれました。

ピーンと張り詰めた空気が、本堂ホールを心地よい緊張感で包んでいました。名前が呼ばれ、前へ出て辞令頂いた時は、新しく始まる人生の扉をゆっくりと開いていく様が浮かびました。



その後、はらはらと舞う桜の中での記念撮影。

就任式でのお話を胸に、應典院の桜を眺めていると、染色家の志村ふくみさんが書かれた随筆を思い出しました。



糸を染める薄桃色を出すには、桜の花びらからではなく、茶色い幹を煎じて出すのだそうです。茶色い幹や根にも繊細な薄桃色が染み渡っていて、白い花びらを薄桃色に染めているのです。

お寺で働くというご縁を深く受けとめ、学ぶ姿勢を保ち、色々な教えが自然に出てくるような素敵な人間になって、いつの日か満開に華さかせられるように頑張らねば。



(シヲ)

2007年4月1日日曜日

いのちのガイアログ

いのちのガイアログ」と題した催しが開催されました。これは、一心寺が呼びかけのもと、昨年から開催されている「上町台地・春の陣」の参加企画として実施いたしました。小僧インターンの日高明くんが中心になって企画は進められました。

昨日からの「モモの家」のみなさんによる「アクセス21」の作務衣等の販売も続けられるなか、さらには「大阪城甲冑隊」のみなさんを歓待させていただくなど、イベントに満ちた年度初めの應典院でした。4月1日と言えばエイプリルフール、という感じがしないでもないですが、昨年の4月1日に開始したブログも、今日が1歳の誕生日。昨年は少しとぎれた時期がありますが、このところ、快調に進められています。そんな一日も終わり向かう中、本日新調した投光器が闇に桜をほんのり浮かび上がらせてくれています。(主幹)



20070401.gif

フォロワー

ブログ アーカイブ