2009年1月9日金曜日

初日、無事終了>コモンズフェスタ

 さて、いよいよコモンズフェスタ2008/2009が始まりました。初日は慌ただしい幕開けとなりました。一番の慌ただしさは、昨日仕込み完了予定の、remoによる映像展示の機材がトラブルに見舞われてしまっていたためでした。レンタル機材であったため、昨日のうちに代替機の調達はできていたものの、結果として当日仕込みとなってしまったのです。

 今回の映像展示、難儀をしたのは「ハイビジョン映像」であったという点です。地上波デジタルテレビがこれだけ普及しているものの、まだまだ、撮影、編集、上映の環境は整っていません。HDMI形式の出力を適切に行うには、ハイビジョン企画の複数の中でもどの解像度か、など、プロでも頭を悩ますこととなりました。ともあれ、なんとか10時の開会には間に合い、事なきを得ました。

20090109c-2.jpg たった4日の間しかご覧いただけないハイビジョン映像上映ではありますが、初日から多くの方にお楽しみいただくことができました。と言うのも、毎日新聞の取材、恒例のプレイセラピー教室、また2月からの「減災キャラバン」の記者発表、そして、後述します同志社大学の公開講義などで、多くの方々が應典院に集ったためです。そのため、美術家、小山田徹さんによる「減災のブリコラージュ」でのアイデアシートも、初日から8枚が集まることとなりました。今後、どんな風にアイデアが増殖していくか、楽しみです。

 初日の最後は、應典院の山口が同志社大学の山口の顔でコーディネートさせていただいた「アートマネジメントの理論と実践」のレクチャーで終えました。まず本日の趣旨の説明させていただいた上で、コモンズフェスタのプロデューサーとして、全館を歩き回って作品の解説を行いました。その後は、研修室Aに戻って、劇創ト社の主宰(としての)城田邦生「先生」に、関西の小演劇界全般に触れながら舞台芸術のアートマネジメントについて深めました。終了後は、近くの韓国料理店に集ったという初日ですが、二日目となる明日の目玉は、岩淵拓郎さんのブログでも紹介いただいているとおり、小山田徹さんによるトークであることは言うまでもありません!



(山口洋典)



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