2008年1月17日木曜日

13回忌

 「あの日」から13年が経ちました。そう、今年もまた、6434人のいのちが失われた、阪神・淡路大震災が起こった1月17日を迎えました。昨年は鎮魂の意を込めて、大蓮寺の鐘をついたのですが、今年は、スタッフ全員による勤行が行われました。劇団の方であれば聞いたことがあるかもしれないのですが、住職は法話にて、娘さんを亡くされたお母さんが小学校にて呼ばれてお話になった際に、子どもたちに投げ掛けたことばについて触れられました。

 あの日から13年の今年、仏教的には13回忌という年です。もちろん、そのように、仏教的に、関心をかき立てるだけではなく、さらには「この日」だけ、死者を悼むものであってはならないとも思います。しかし、「この日」くらいは、多くの方に、ぜひ「あの日」のことに思いを馳せていただきたい、そう願っています。今年もまた、應典院1Fの11面観音像の前に塔婆と焼香箱を設置いたしますが、恐らく、来年もまた、置かせていただくことになると思われます。

(主幹)

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