2007年7月16日月曜日

「狂い」を楽しむ寺子屋トーク49

 1998年に始まった應典院の名物行事「寺子屋トーク」も49回目を迎えました。今回のタイトルは「風狂をどう生きるか」でした。「風狂」ということばに聴きなじみがないかたも多いかと思います。一言で言えば、「狂いを楽しむということ」を意味します。

20070716.gif 第一部の基調講演は、ご自身の人生そのものが「風狂」とも言える、広島大学の町田宗鳳先生でした。「丁寧に生きることの大切さ」を最後に強調された後、休憩をはさんで第二部に移りました。第二部は写真家であり歌手のnanacoさんを迎え、ご自身が撮影され、写真集として刊行されている「MANDALA」の映像を交えつつ、町田先生、秋田光彦住職が対談を行いました。そして、対談に続いて行われたのが、nanacoさんによる詩の朗読と町田先生による「感謝念仏」でして、120人にご来場をいただいた應典院が、多くの方々の祈りと願いと誓いの念仏が反響するという、類い希なる寺子屋トークとなりました。

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