2007年8月1日水曜日

ジャンル変われば

今日は應典院にてSpace×Drama2007観劇。

外はセミの声が大音量。ほんと方々から活気が目に見えるような感じですよね。



旧劇団スカイフィッシュさんの感想は劇評ブログで触れさせていただくとして、最近特に思うのは、ジャンルの違いによる人種(!?)の違い。普段、作家業では音楽、美術シーンの方とメインで付き合っている私。ディレクション業では、美術、演劇を中心に映画、ダンス、音楽、さらには芸術の枠も超えてあらゆる社会ジャンルの活動家の方々などほんと幅広く。

いつも思うのはそのジャンルごとに、大枠だけど人種フレームが出来ているということですよね。

私は昨晩、自分のライブがあったのですが、よくお世話になっているライブスペースが特にアバウトな対応のところなので余計に差異を感じましたけれど、ほんとに演劇の方ってこっちが恐縮するほど丁寧な進行対応をされるなぁと。逆にあの丁寧な対応を音楽シーン(とりわけ実験的な音楽を扱うライブスペース)などでされるとすごい場にそぐわない感じになるのだろうなとか色々考えてしまいました。

まぁもちろんそのジャンルにおける制作形態(集団主体か個人主体か)や観客層など、いろんな条件が絡み合って最も適した進行対応になるということはそれなりにアート業界で仕事をしている者としてよくわかってはいるのですが。



いや、しかしジャンルを横断して、もっと言えばアートの枠を超えて、様々な思考を持つ人たちとコンスタントに付き合っていくことって、ほんとうに刺激的なことだなと心から思います。

自分の置かれている状況に改めて感謝。もっと精進!



(朝田)

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