2007年2月26日月曜日

大阪にアーツカウンシルを、と、

「大阪にアーツカウンシルを!」、ということばを聞いてどんな風に思われるでしょうか?というのも、現在「大阪に」「アーツカウンシルを」「つくろう!」という呼びかけを始めていく準備を進めているためです。今日はその打合せがあり、recipの甲斐さん、cocoroomの上田假奈代さんなどとともにランチも含めたミーティングをして参りました。先般、12月24日にはその趣旨に賛同する人々が集まり、1月11日には大阪市長に「嘆願書」というかたちで「まず」思いを伝え、さらに1月31日には賛同人の皆さんへの「報告」と「その後」を意見交換する場が設定されました。なんだか報告調になってしまったので、もう少しかみくだいて書いてみたいと思います。

 そもそも「アーツカウンシル」とは何か、というと「文化評議会」などと訳語が当てられています。平田オリザさんがよく使われる言い方で、「教育委員会の芸術文化版」という言い方もあります。教育委員会ということばに、一定の意味もありますのでさらに混乱するかもしれませんが、要は国や自治体など、行政機関と民間(企業・NPO、もちろんアーティストも)との連携のなかで、よりよい芸術文化の環境を生み出す主体という意味です。よりよい芸術文化の環境とは果たしてどういう環境か、それを地域の風土等々に照らし合わせながら考えていく、そういう枠組みをつくろう、ということで思案を重ねておりますので、4月以降のお誘いにご期待くださいませ。<主幹>

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