2007年1月7日日曜日

メンテナンスの時期

 今日の應典院はメンテナンスデーでした。朝から午前中いっぱい、全館が停電となりました。個性的なテレビCMでおなじみの、関西電気保安協会による点検でした。全館停電してまで行うべき点検は、毎年やるべきものでもないそうです。しかし、今回は先方の助言のもと、劇場担当スタッフが出勤し、立ち会いのもの、じっくり行っていただきました。

 應典院が再建されて10年という月日が経つのですが、その年月の経過とともに調整や修理、場合によっては入れ替えが必要な箇所が目立つようになってきました。昨年はスピーカー、そして大黒(おおぐろ)と袖幕をやり変えました。しかし、別のスピーカーの具合が悪い状態が続いています。さらには音も光も調整卓にいくばくかの不安もあります。

 「使える」のと「使っていただく」のあいだには大きな差があります。やはり、気持ちよく会場を使っていただくには、細心の心配りが必要です。そんなこんなで、優先順位をつけながら、今、機材等のメンテナンスを進めているところです。ちなみに昨年から5000ルーメンのDLPプロジェクタと、210インチのスクリーンの上映設備も整えられるようになりました。

 直径14m、高さ7mの円形をした應典院本堂ホールを、より多くの方々に使っていただきたい、そうした願いを持っております。同時にそれは、研修室AとB、さらにはウォールギャラリー等も同じです。多くの方々に知恵を絞っていただき、いい意味での「想定外」をお寺に持ち込んでいただいて、應典院という場所の力を高めていただきたいと思っています。もちろん、同じ挑戦に、スタッフ一同取り組んでいく所存です。

<主幹>

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